相葉マナブ 迷信

迷信　合理的・科学的根拠がないのに、いつの間にか世間に広まったもの

この迷信の先生は江戸川大学　文化人数学者　斗鬼（トキ）正一先生


☆寝言に返事をしてはいけない

Ｑ，なぜ返事をしてはいけないのか？

→昔は人が寝ているときは魂が抜け出た状態と考えられていて
　　話しかけると魂が体に戻らないというかんがえから

☆霊柩車を見たら親指を隠せ

Ｑ，なぜ親指を隠すのか？

→地域や年代により違いがありますが、葬列をみたら親指を隠せと言われている
　昔から死後直後の遺体には成仏してない魂がさまよっていると言われ
　死者の魂が親指の爪から入ると考えられていた。

いつしか親指を隠すとなったのです。
※諸説あります。

☆トイレをきれいにすると美しい子が生まれる。

→他人が嫌がる行動を率先してやる人間性を持てば生まれてくる子は素晴らしい。
※諸説あります


☆くしゃみをすると噂されている

→くしゃみは自分の意思で出来ないことから霊的なものと考えられていた。
　いつしか吉凶を占うものとして広まった

くしゃみ１回　褒められている
くしゃみ２回　恨まれている
くしゃみ３回　惚れられている

と変化したそう。

☆夜に爪を切ると親の死に目にあえない

→昔は照明器具が発達していない時代に暗いところで爪を切ると指を傷つける可能性があった
　また、親からもらった体に傷をつけたら親不孝とも考えられていた。

※諸説あります。

迷信の多くは起源や由来がわからないものが多い。

☆夜に口笛を吹くと蛇が来る

→夜に音を出すと近所迷惑なので子供の嫌いな蛇が出るといって「やってはいけない」ことを伝えた

※地域によって色々あります。
　蛇以外にサーカスに連れて行かれる。盗人がやってくる。など

☆ミミズにおしっこをかけるとオチンチンが腫れる

→土にさわって手が汚れる。その汚れた手でおしっこをしてしまうので「汚れた手でやめさせるため」
　に伝えた迷信

※諸説あります

☆白髪を抜くと白髪が増える

→白髪を抜くと一時的に髪が黒い髪だけになる。
　そのあと白髪が伸びてくると白髪が増えたように錯覚してしまう。

☆ミョウガを食べると物忘れがひどくなる

→これはお釈迦様の弟子で周利槃特（シュリハンドク）という人が死んだあと
　彼の墓からミョウガが生えた。

※諸説あります。
　実際には何も科学的根拠もありません。

☆うなぎと梅干、てんぷらとスイカ　を一緒に食べるとお腹が痛くなる。

→昔は食材の保存が難しかったため酸味の強い梅干を食べるとウナギが傷んでいるか
　わからないことから、生まれた迷信

てんぷらとスイカ

→脂っこい天ぷらと水分を多いスイカでは昔の人は消化に悪いと考えられていたから
　　何の根拠もないただの迷信

☆カニと柿も一緒に食べるとよくない

→こちらも迷信。カニは腐りやすく、柿は消化されづらいとされていたから

☆正座で足がしびれたら額をたたけ

→神経を額に集中させシビれを紛らわす。他の場所に意識を向ける。

※諸説あります

地方によっては「ゴミを貼り付ける」というものもあり、とにかく意識を他に向けさせるのが由来らしい

※迷信はあくまで迷信。
　科学的根拠はまったくありません。



８／２５　放送